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【投資の勉強としての日本経済の入門①】日本経済の歴史(概要)を年表で学ぶ。「戦後~高度経済成長」編

はじめに

筆者は新卒で銀行に入行しました。(現在は退社済みです。)

マーケットの知識が求められる状況で、学生時代経済についてあまり学んでこなかった私はまず日本経済歴史の概要を知りたいと思った経験があります。

そこで、投資の勉強として日本経済の概要を学びたいという方向けに、日本経済の歴史を年表にまとめました。

より詳しい詳細は別記事で書いていこうと思います。この記事はあくまで概要を端的に年表にまとめたものとなっています。

日本経済の歴史「戦後~高度経済成長」

経済事象・時期 具体的な経済状態
1945年8月 ポツダム宣言

混乱期

・国富被害率(戦争がなければ存在したはずの国富)25%

・国、企業、家計が赤字

悪性インフレ(戦時中の強制貯蓄(需要)と壊滅的な生産性(供給)によるインフレ。本来は完全雇用のもと需要が供給を上回り起こるべき。)

1946年 混乱期 ・GHQによる経済・社会の民主化(①農地改革と農業団体の再編②労働三法の制定③財閥解体)
1947年 再建への発足期 ・傾斜生産方式により輸入した重油を石炭と鉄鋼生産に集中し「生産の拡大」をはかる(復興融資と価格差補給金制度が金銭面を支えた。日銀の債券買い取りによりインフレ圧力というデメリットも)
1948年 再建への発足期
1949年 ドッジライン 強まりすぎたインフレを抑える施策→「金融引き締めと予算の緊縮」「税収をアップ」「金融機関の融資抑制」に動く。具体的な政策として「国内の過剰購買力の削減と輸出拡大」「単一為替レートの設定、補助金の廃止(市場メカニズムの回復)」「民間投資金の供給力向上と生産拡大」を実施

政策の結果物価下落に成功するも安定恐慌になる(「企業の金詰り」「有効需要不足」「失業者増加」等、景気後退の形で特に中所企業にダメージ)

1950年 ドッジライン

朝鮮動乱ブームとその調整」(6月以降)

・朝鮮特需により景気回復
1951年 ・朝鮮特需は早くも調整段階へ(「海外需要の後退」「投資活動の停滞」)
1952年
1953年 休戦協定締結

金融引き締め政策期

・朝鮮特需により「景気回復による賃金の引き上げ」「飢餓輸出傾向」「耐久消費財新製品による購買意欲増加」→「消費拡大」→「輸入増大による国際収支の悪化」が問題となった
1954年 金融引き締め政策期 緊縮財政政策スタート→物価下落→輸出品の価格が下落し価格競争力が上がる→輸出が拡大する→国際収支が改善した

最後に

細かい単語の説明や詳細は追々追記していこうと思います。

最後まで読んでいただき有難うございました。