「社内の斡旋販売(自爆営業)が強制的」「少ない給料から強制的に搾取してくる」「取引先の商品をほぼ強制的に買わされる(自爆営業させられる)。しかも年に何度も」こんな経験をして、非常に腹が立ったという人は是非見てください。先輩や同僚も買っているから当然と思っているかもしれませんが、それ、当たり前だと思わないで下さい。
当たり前と思ってはいけない迷惑な社内斡旋販売(自爆営業)
筆者はこれまで社内販売を強制される職場の話を多く聞いてきました。その中には、納得できそうなものと、自爆営業とすら言えないただの会社得の自爆ともいうべき個人的に納得出来ないものがありました。
まだ納得出来る社内斡旋販売
- 自身の営業成績に繋がり、かつそこそこ必要になるであろうもの
(EX)生命保険会社の自社生命保険加入の斡旋
⇨自身の営業成績に反映されるのであればまだ納得が出来る。また、保険自体年齢を重ねると必要になってくるし、生命保険控除も受けられる - 斡旋が一度だけで何度も行われない。
⇨本人が嫌がっているならそれ以上は斡旋販売で買わせようとしない。
当たり前と思ってはいけない迷惑な社内斡旋販売
- 自分の営業成績にすら繋がらない、取引先の商品(本人が買いたくないもの)の斡旋販売・自爆営業
⇨会社得でしかない迷惑な社内斡旋販売です。これに「他の皆んなも俺も買ってきたから」と強制してくる迷惑上司が加われば地獄この上ないです。強制されなくても買わざるを得ないような空気がある会社は問題がある気がします。 - 上記の斡旋販売(自爆営業)が恒例行事のように年に何度もやってくる
⇨一度でも迷惑な斡旋販売が年に何度もやってくるのであればもっと最悪です。強制的に年収を下げられるようなものです。それ相応の給料をもらっているのであれば納得も出来るでしょうが、自爆営業に頼らないと取引先と契約できない会社で社員に多く還元している会社はそう多くない気がします。 - だったらもっと給与をくれと思ってしまうような金額がデカい斡旋販売。
⇨給与に対して斡旋販売で買わされるものの額が大きいものも納得できません。ローンを組まされて自爆営業させられるなんてもってのほかです。
長くいると当然と思って感覚がおかしくなってしまうかもしれませんが、上記のような斡旋販売を強制されることは普通ではありません。
強制的な社内斡旋販売や自爆営業を強制してくる上司やその会社で考えられること
- 商品(場合によってはビジネスモデルそのもの)に問題あり。古かったり、将来性がなかったり。
⇨自爆営業や強制的な斡旋販売に頼らないと契約を獲得できないというところに問題があります。営業担当のスキルも関係しますが、自爆営業が文化として根付いている時点で会社としてずっとそれに頼ってきたということですから、長期的に勤めることに対して不安を覚えます。 - 上司が傲慢、考え方が古い
⇨こんな自爆営業や斡旋販売を強制する時点で会社の社風は上司に問題を感じます。当然、他の理不尽や無理な要求もこれからたくさん飛んでくる事になるリスクは高まります。 - 社員を駒として捉えている
⇨そういった自爆営業等も想定した大量採用、高退職率の会社である可能性があります。
実際に筆者の友人は次のような状況に苦しみました。
STEP.1
斡旋販売(自爆営業)を買わされる
上司に強制、もしくは買わざるを得ない空気で買ってしまう。
STEP.2
次の機会もまた自爆営業をさせられる
前回も買ったので買って当然だろうというような空気に押されて買う
STEP.3
結果
得られるものは「その職場でマイナスにならない」ということだけ。実質年収を下げられたようなもの。
STEP.4
他の要望も聞かされる
同レベルの無理な要望が上司から飛んでくるようになる
STEP.5
目が覚めて退職を決心する
決心したものの気づけば転職の機会を逃している。身についたものは何もない
社内斡旋販売(自爆営業)で買わされないようにする対策
- 周りに有無を言わせない圧倒的な営業成績を出す
⇨ただ、成績が良くても、地位が上がれば結局買わざるを得ない立場になる可能性もあります。 - 別の会社へ転職する
⇨結局のところ、こういった斡旋販売(自爆営業)の文化が嫌ならそれがない会社へ行くことが一番手っ取り早いです。
会社の良し悪しは何も自爆営業の有無だけで決まるわけではありません。他にもいい点、悪い点が色々あると思いますのでそれを天秤にかけて判断してみてはいかがでしょうか。