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増税時に気になる銘柄
もうすぐ増税ですね。駆け込み需要が見込まれる中、どのような銘柄の株価に影響があるのでしょうか。
そこで筆者が気になっているのは金です。
金は、インフレ耐性が強い、世界情勢の変化に強いといわれる投資対象です。
中古でも価値は下がりにくく「安全な資産」と考えられています。
金にも消費税はかかります。
価格が変わりにくいのなら、増税分価値が上がるので、金や金を使った製品のまとめ買いが個人や法人でおこるのではないかと思いこの記事を書きました。
2019年10月増税に向けて気になった銘柄
金と関わりのある、東証1部、東証2部の株式銘柄で筆者が気になる銘柄を7つピックアップしました。
1491中外鉱業
金中心に貴金属をリサイクル販売している。
不動産や中古機械販売も行っている。
売上高に占める部門別構成比は貴金属が89%を占めている。
貴金属だけでなく宝飾・美術工芸品の輸出入業も7%をしめている。
金と共にオリンピックによる景気回復期待や増税前に伸びる要因があるのではないかと思った。
5706三井金属
非鉄大手。機能材料事業、自動車部品事業、金属事業(ちなみに銅箔は世界首位級)、その他関連事業を行う。
売上高に占める部門別構成比は金属が27%を占める。
ちなみに三井金属の極薄銅箔はパソコンや携帯電話の電子回路基板に必要不可欠な電解銅箔であり、時代背景的にも追い風と思う。当然、金も扱っている。
5711三菱マテリアル
セメント、銅、加工、電子原料の4コアで経営。
金属事業において近年では都市鉱山とよばれるE-Scrapから有価金属をリサイクルするシステムを確立している。
貴金属部門では個人向けに金やプラチナ等も提供している。
5713住友鉱山
非鉄金属と電子材料材の2本柱。
車載用のHV・EVリチウムイオン電池向け正極材の需要は拡大している。
5857アサヒホールディングス
金、プラチナなど貴金属リサイクルと産業廃棄物処理の2本柱。
都市鉱山からの回収にも注力している。
売上高に占める部門別構成比は貴金属が63%もあるので貴金属リサイクルは新規顧客開拓をすすめて回収量が増加している。
7456松田産業
電子部品のスクラップから貴金属を回収、電子材料・地金の形で販売。
売上高に占める部門別構成比は貴金属が63%と大きい。
貴金属はアジアに7ヶ国ほど拠点があり、回収販売のネットワークが強い。
8053住友商事
住友系の総合商社。油井管など鋼管が強い。資源は非鉄が軸
最後に
いかがだったでしょうか。
この記事が少しでもお役に立てると幸いです。
最後まで読んでいただき有難うございました。