記事の信憑性について
就活時代の筆者ですが、以下のようなエントリシートで総合商社2社(残り3社はOB訪問が間に合わなかったので受けてないです)、世界最大手食品メーカー、業界No.2大手広告業界、業界No.1鉄鋼専門商社、大手食品メーカー2社、メガバンク4行、大手消費財メーカー2社を通過しました。ESで落ちたのは2社だけなのでそこそこ通過率は高かったと思います。今回知人の相談が多かったので今回記事にしてみました。もしよければ見ていってください。メーカーで人事経験もあるのでその時の思いも踏まえて書いていきますね。
はじめに
筆者はどの質問にも一貫して、自分の「自分の長所」「思考力」「入社後の活躍ぶり」の三点を伝えることを意識して書いていました。以下では、そのために具体的にどんな書き方をしてきたのか、質問別にまとめてみました。よく、「エントリーシートに何を書けばいいかわからない」「文章が足りない」といった声を聞きますが、以下の要素を全て組み入れようすると、いかに当たられた文字数が少ないかを実感していただけると思います。
努力した科目や研究課題
努力した科目や研究課題。この質問では以下の内容を文章の中に散りばめることを意識していました。また、メーカーで人事を経験した時にも、以下の内容を抑えたエントリシートは非常に説得力があり、書き手のパーソナリティさえも伝わるよい作品になっていたように感じます。
- 世の中の動きを汲み取っているか(時事、ニュースを踏まえた切り口があるかどうかで情報の感度や仕入れた情報をどのように使える人間かが分かる)
- 何を学び、なぜそれを選んだのか。(できれば原体験に基ずく理由があればなお説得力が増します。ストーリーは読み手の理解に繋がりますし、書き手の過去(価値観や人となり)が伝わって非常に良いです。)
- どんな問題意識の元、どう行動したか(どのレベルの事象を問題と考え、その問題をどう捉え、どのように解決していける人間なのかを伝えることで現在の「思考力」だけでなく未来の活躍ぶりまで伝わる)
- 今後はどんな勉強をしたいか(未来(入社時)にはどんな成長した状態で入ってきてくれるのかを期待させる)
よって、努力した科目や研究課題については上記の内容を順に書いていくことをお勧めします。
この質問でも伝えたいことは同じです。筆者は以下の内容を含めることを意識して書いていました。 この質問に答える時には以下のようなフローチャートに当てはめて文章を考えていました。長所(=自己PR)
全体を通して
筆者がエントリーシート全体を通して意識していたことがあります。それは、全ての問いに自分の「強み」を一貫性を持たせてちりばめていたことです。例えば以下のようにエントリーシート全体を通じて自分の強みや人間性を伝えられるよう工夫していました。
メーカーで採用する側になって感じたことですが、エントリーシート全体を通して一貫した「強み」があると、読んでいるうちに読み手が自分でその強みに納得してしまんですね。「たしかに、この子は行動力ありそうだな」と。だから、直接記述するだけでなく、読み手に暗に伝えるテクニックとして有効だと思うので是非使ってみてください。
最後に
以上が筆者がエントリーシートを書くときに意識していた注意点です。読んでいただいて感じたかもしれませんが、「研究課題」でも「長所」でも非常に似通った部分があったと思います。実はその通りで、筆者はエントリーシートを書く時、どの問でも一貫して、「自分の長所」「思考力」「入社後の活躍ぶり」の三点が伝わるよう意識していました。そのために文章の中に上記のフローチャートで説明した要素を散りばめるイメージで私はエントリシートを書いていました。あくまで、私のやり方なので気に入らない方は別の方法試してくださいね。読者様のたくさんの良さを伝える方法はきっと1つではないと思います!それでも、何か一つこの記事が誰かのお役に立てると幸いです。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。