おすすめのマーケティングフレームワーク
「日常を構造的に捉える」身の回りで起こる現象や行動を日ごろから構造的に捉えることはロジカルシンキングを鍛えるうえですごく大切なことだとおもいます。
フレームワークは物事を構造的に捉える上で非常に役立ちます。
今回紹介するマーケティングフレームワークは会議やプレゼン、グループディスカッション等を行う上で知っていて当然というレベルでよく知られたフレームワークです。
知っている人は読み飛ばしてもらっていいと思います。
逆に知らない人は知っていないと今後の就職活動や会議等で確実に不利になってくると思うので是非見ていって下さい。
AIDMA理論とは?事例と使用例と共に解説
AIDMAとは消費者の購買意思決定のプロセスを構造的に捉えて分解したモデルのことです。
注目(Attention)興味(Interest)欲求(Desire)記憶(Memory)行動(Action)という5つの心理プロセスを通じて消費者は購買行動に移ると考えられています。
まず、消費者は偶然その商品を知り、「こんな商品があるのか」と注意を向けます。
次にその注意が「なかなかいいね」という風な興味に変わります。
そして商品を見たり実際にサービスを体験したりすることで「欲しい」という欲求を抱きます。
そうなると商品やサービスに加え、その購買方法等の情報が記憶に残ります。
そして実際に購買という行動に繋がるのです。
商品やサービスを提供する企業側はこれらのプロセスの段階に応じて施策を考え消費者を購買に導く必要があるのです。
ですので、このフレームワークは就職活動のグループディスカッション等でも非常に有効です。
例えば、「イベントの参加者を増やして下さい」というようなお題を与えられた場合、AIDMAを使って参加者の意思決定を分解して構造的に捉えることで、議論を俯瞰してみることが出来るようになります。
もし、フレームワークをどのようにグループディスカッションに活かしていくか興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
AIDMA理論の応用
AIDMAは優れたモデルですが、これを応用した新たなフレームワークも存在ます。
例えば、AMTULは認知(Aware)記憶(Memory)試用(Trial)本格的な使用(Usage)ブランドの固定(Loyality)を意味するモデルです。
AIDMAよりもより長期的な消費者の行動を示したモデルです。
その他にも、提唱されてから時代は変化し、新たなモデルは複数あります。
例えば近年の情報革命によってAISAS(Attention→Interest→Search→Action→Share)やAISCEAS(Attention →Interest→Search→Comparison→Examination→Action→Share)といったモデルがそうです。
時代の変化によって重視する購買要因が変化してきているといえます。
最後に
こうしたフレームワークを学ぶことは、物事を構造的に捉える助けになると思います。
この記事が何か少しでもお役に立てると幸いです。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。